将来の夢へとつながる大学進学。しかし、大学への道は平坦ではありません。立ち止まったり、迷ったり、息切れしたり・・・。そんな時、相談に乗って的確に学習法を指示し、後押しする。藤嶺藤沢では中学から高校へ、学年ごとに様々なプログラムを用意し、一人ひとりの夢を実現するきめの細かいサポートをしています。
「進路指導」は受験への学力をつける学習指導だけで成り立つものではありません。「自分自身でやりたいことを見つけ、それに向けた努力ができる。」そういう生徒を育むことができれば、進学結果はおのずと出ると考えます。
自分自身でやりたいことを見つけるためには、課題発見能力が求められます。中1から行われる研究発表は、自分の興味があることを調べ、そこにある問題や課題をみつけ解決策を探る場です。中2では保護者の協力を仰ぎ、職業について語ってもらう「職業講演会」があります。そこで、実社会で働くときの苦労や仕事のやりがいの話を聞いて、今生徒たちが何をすべきか考えさせます。中3では中2まで取り組んだ「研究発表」の集大成として「卒業研究レポート」を提出してもらいます。
高校に進学してからは進路指導は具体的な「大学選び」へと絞り込みます。生徒一人ひとりが抱いていた未来への夢を実現するための資格や能力を知り、進路ビジョンを描きながら、職業とそのルートとしての大学進学を学びます。「なりたい職業に就くためにはどの学部へ進めばよいのか?」その答えを見つけるための行事が高3になるまで数多く用意されています。
もちろん、大学進学には「入学試験」という大きな関門があります。それを突破するには学習指導も欠かせません。授業以外の補習や合宿という直接的な学習指導を実施するのはもちろんのこと、学力推移調査や学習状況調査を6年間にわたり実施して、一人ひとりの家庭での学習状況もチェックします。その調査を通して、予習復習といった基本的な学習姿勢の確立を促す指導を、中1から行っていきます。
4月、学校に宿泊してのオリエンテーションから始まって、夏期のサマーキャンプや、父母の参加で親睦の深まる納涼会や藤嶺祭、冬のスキー教室など、各行事を通して得られる出会いと感動は、生徒一人ひとりの成長を促しながら、社会性を養います。
たとえば、体育の先生に外国人教師を据えるなど、語学教育の枠にとどまらない国際環境をつくっています。日常的に自分たちとは異なった価値観をもつ人間に触れることで、「世界の中の日本」や、日本人としてのアイデンティティを考えるきっかけが生まれます。
部活動を通しての人間関係は協調性や社会性を養うだけではなく、その後の人生に大きな影響を与えます。そのため、部活動での体験も教育の一つと見なし、積極的に参加を勧めています(軟式野球・サッカー・タッチフット・バスケット・剣道・柔道・ソフトテニス・無線・英語・数学・化学・メディア・制作の12部が活動中)。
畳に座っての修養、学校の内外におけるボランティア活動の実施など、自己を見つめる時間や他者に対する思いやりを大切にすることによって、社会生活における個人のあり方を考え、人と社会とのつながりの重要性を学びます。
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生活指導部の方針は「校則にのっとた生活習慣」を身につけてもらうことです。その一つに「礼節」というものがあります。礼は、人が人として生きていく上で最も必要かつ大切なものです。「親しき仲にも礼儀あり」と言うように、たとえ親子、兄弟の間でも、逆に日常の生活を共にする家族であるが故に、殊更に礼は必要です。最近の中高生は教えないと挨拶ができなかったり、言葉遣いが未熟であったりします。礼儀は社会人となるための第一歩であり、これが身に付いていないと、「礼儀知らず」とか「非常識」とかのレッテルを貼られてしまい、つまずくことになりかねませい。大学や高校で体育会系に属した人や、武道の道場で指導を受けた人が、割合社会人として受け入れられ易いのは、すでに上下関係の訓練ができていて、とりあえずの挨拶やマナーが身に付いているからというのは、よく聞くところです。それには先ず、大人が、親が、教師が、そして先輩がその範を示す必要があります。
また、礼儀というものは、形が伴って初めて礼になります。言うまでもなく、指導する者は技術だけでなく、礼の形を身をもって示さなければなりません。それらの指導は、教師は勿論、親子の関係の中にも同様に求められるものです。「形から入って心に至る」という言葉があるように、最初は何も意味が解らなくても、本校における授業、修養、剣道、柔道、茶道、部活動、そして家庭での親子の接し方を通して、礼の持つ意味と大切さを理解してほしいと思います。